糖質制限ダイエットを長続きさせるには

糖質制限する場合、当初は糖質の少ない食材ばかり食べるが、それを徹底すればするほど、料理のパターンが限られてきて、やがて飽きて続かなくなる。

となると、糖質量の多い食品のみを避け、糖質の控えめな食品を時々入れて、料理にバリエーションをつける。

糖質制限を長く継続させるには、この方法しかない。そして、それをいかに楽しむかである。

糖質制限を始めたばかりの初心者は、緇かなところにこだわるあまり、例えば蒸しかまぼこや、つみれ、薩摩揚げなどをおでんに入れて煮たりすると「大丈夫ですか? 薩摩揚げって糖質高いんでしょう」と聞かれることがよくある。

そんなことは、糖質制限を5年も続けていればもちろん承知の上だ。

だが、糖質の少ないお豆腐や生揚げ、がんもどきばかりでは飽きてしまうので、薩摩揚げやつみれも彩りに入れて楽しめばいい。

薩摩揚げばかり何枚も食べるようなら摂取する糖質は当然高くなるが、例えば、半枚を食べるくらいなら殆ど大勢に影響はない。

それより、ご飯や麺類などを同時に食べないようにすることが、最も大切なのだ。

一方で、糖質制限では肉はいくら食べても血糖値が上がらないので、毎日肉ばかり食べている人もいる。

いくら血糖値を上げなくとも、それは偏り過ぎだ。毎日肉ばかり大量に食べるのは、逆の意味で、「食のバランス」を欠くことになる。

肉も、どんな肉でもいいわけはない。出来るだけ、脂身の少ない上質な赤身肉を週二回ほど食べ、同時に葉物野菜などの繊維質を沢山摂って不要な脂質を体内に排出するように心掛ける。

最悪の組み合わせが、脂質の多い肉を砂糖と醤油などで甘辛くこってりと味付けし、それを「おかず」として、大量の白飯を食べることである。これが糖質過多の原因となる。ハンバーガーチェーンのハンバーガーも、甘辛い肉とバンズの糖質という、最悪の組み合わせになる。

このように、摂り過ぎていた糖質を制限し、本当の「食のバランス」をシンプルに摂ることこそが、糖質制限の王道である。

あれもこれも試したい。いいことは全部自分の生活に取り入れたい。

その気持ちも分かる。

だが、そんなやり方で改善できるほど、人生甘くない。結局、より重要な仕事などが忙しくなり、何事も中途半端に終わるのがオチだ。

そんな失敗を繰り返さないためにも、本当にやるべきこと。つまり、糖質をどうしたら制限できるか。その目的と行動を一つに絞り込むことが大切なのだ。