結果ではなく、プロセスを重視すればダイエットできる

ダイエット部の常連メンバーたちは、初めての参加者の話を聞いて、結果より、その実践のプロセスを重視する。

「なるほど。で、それでどうしたの?」と冷静に耳で聞き、相手の気持ちになって心で考える。

そして、少しでも小さな進歩や黙々とした努力をしたメンバーに「ヨイ出し」をする。

ダメ出しして、減点しても仕方がない。「良いものを少しでも早く作る」という生産重視の仕事とは異なり、糖質制限は、それを始める上での心掛けや、実践する上でのプロセスが大事だからだ。

そして、メンバーたちは多かれ少なかれ、皆、糖質制限のプロセスの中で、苦労もし、それを続けることの困難も分っている。

おやじダイエット部の常連メンバーは、例えば、富士山の登頂を試みるようなもので、これから登ろうという人が今、何合目にいて、先に何かあるのか。どんな絶景が待ち受けているかも知っている。

そして、自身ももう何度も富士登山を試み、山頂を目指して登頂を続ける。

登頂を続けるたびに、登るメンバーも異なり、見えてくる景色も異なる。初めて登る人と登山道ですれ違ったら、声をかけ合いながら励ます。そんな感じである。

皆、登る目的は違っても、登る富士山は同じだ。そして、登る人たちで声をかけ合い、励まし合う、それが糖質制限をする喜びであり、仲間との熱い絆となる。

富士山の何合目まで登るかを競うのではなく、大切なのは、富士登山そのものを楽しみ、登るプロセスを正しく身につけることだ。

そうすれば、黙々と登っているうちに、やがて山頂に辿り着くことが出来るようになる。

ダイエットはもちろん結果を出すことは重要なのだが、もっと重要なのはそのプロセスを重視していくことなのである。