失敗を受け入れて痩せる

ダイエット部の常連メンバーは、失敗を上手に受け入れる。ある意味で、食と健康の管理には、失敗してきた人たちばかりだからだ。

だから、ダイエット部会では、成功話より、失敗談で盛り上がる。

「私は気が付いたら、仕事のストレスで一日六食食べてました」とか、「製品として出荷するお菓子を毎日、試食してきました」、あるいは「近所に行きつけのラーメン店かおり、気がつくと毎日、そこに通ってました」等々である。

だが、糖質制限を持続出来ている人たちは、それを「学習のチャンス」として、受け入れる。すなわち「失敗して、学ぶ」のである。

あるいは、一度は失敗したとしても、そこから糖質制限を見つけて巻き返したことを、「チャレンジの証」とする。

その意味で、糖質制限に成功した人々は、皆、糖質過多の怖さを身に染みて知った人たちである。すなわち、失敗しなければ分らないのだ。

減点主義の上から目線の医師たちは、その失敗を「学習の機会」とは捉えない。失敗したことに責任ありと考え、その責任を本人に問う。これは、とんでもない話だ。失敗してから分ることだって、世の中には山ほどある。

失敗しても、それを教訓に、学習して学べばいいのだ。

患者は、それほど馬鹿ではない。誰でも、一度失敗したら、そこから学んで、そうならないように対策を講じる。それが、大人である。

仕事の忙しさにかまけていて、それまで二の次、三の次にしていた健康と食に留意する。その場合、「食のバランスに留意して」などとあいまいなことは言わない。

ただ、糖質を制限する。それによって、どうしても糖質過多になりがちな、現代日本人の食のバランスが見事に戻るのだ。

糖質過多、糖質偏重の食事で失敗した人たちは、糖質の持つ恐ろしさを肌で感じ、危機感を持った人たちである。

その「危機感寸」そが、糖質制限を始めるバネになり、すこしでも長く続ける「原動力」となる。だから、ダイエット部の常連メンバーたちは、失敗を歓迎する。

失敗によって、糖質過多の生活が如何に恐ろしいかを知ることが出来、糖質制限を始める上での何よりの学習が出来たからである。

それによってダイエットを成功させることができるのである。